新人社会人の方必読。名刺入れの選び方

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コロナの影響でオンライン商談が増え、今ではデジタル名刺なども生まれたが、やはり紙ベースの名刺がまだまだ使われているのは事実。名刺入れはビジネスパーソンとしての「顔」だが、実際にどんな素材、デザインで選んでいけばいいのかわからない方への助けになれば幸いだ。

今回は「名刺入れ」を選ぶ際に気を付けることと、名刺交換の際にお客さんにマウントをとらないようにするための名刺入れ選びをお手伝いさせていただく。

新人でハイブランドはNG

調子に乗るなという意味ではない。やはり営業職はマナーがありその次に身なりである。まだ、自社の製品もまともに説明できないのに、名刺交換の際にハイブランドの名刺入れから名刺を渡されたら、お客さんはどう思うだろう。これは実際に筆者が経験した事だ。かといって、新人営業マンは絶対に手軽な名刺入れしか選べないのか。それも違う。

革で選ぶ

上質なレザー(革)であれば、お客さんから「マウントとってきた」とは思われない。むしろ好感を抱くだろう。なぜなら自分(お客さん)からしてみれば、自分が持ってる名刺入れより上のブランドかどうかわからないからだ。

おすすめのレザーは革の神とも言われる「コードバン」だ。
「傷つきにくい」、「スーツや革靴に合わせやすい」、「革の中で一番耐久性がある」、「艶(つや)」といったところだ。

営業職に長くかかわってきたからこそ言えるが、以外に上記のような事(小さな事)の積み重ねだったりする。ちなみにだが、革靴の色とベルト、名刺入れの色はなるべく合わせよう。

↓土屋鞄といえば、革好きでなくても知っているかもしれないほど有名な革専門店だ。

派手なものもNG

これはマナーの一種だが、名刺交換の際に派手な名刺入れを出してきたお客さんとこれから一緒にやっていきたいと思うだろうか。ファッション系だったり、業界によってもさまざまだが、スーツを着用して行う名刺交換に派手なデザインは控えよう。

取引先によっては目利きがある

特に不動産関係、金融、政府関係などの大金が動く職種を相手に営業(名刺交換)する際は気を付けよう。基本的に安っぽい名刺入れは一瞬でバレる。これら以外でもベテランの方はある程度色々な名刺入れをみてきているため、やはり目利きがある。あなどってはいけない。

名刺入れはコロコロ変えない

ビジネスの現場では、名刺入れそのものがあなたの「ブランディング」の一部としてお客さんに捉えられる。同じものを大事に使い続けることで、一人ひとりのお客さんも大切に扱っている事(信頼感)と一貫性をアピールできる。

どこの取引先に対しても上質な革の名刺入れを使用することで、「どこの取引先にも妥協しない」というプロフェッショナルな姿勢をアピールできる。

複数の名刺入れを使うことは「取引先の名刺を探すという手間が増える」だけでおすすめしない。量が増えれば名刺入れというよりもファイル(名刺入れ専用の)で保存する方がよっぽど見やすく探しやすい。

プラスチック製、アルミ製は控える

プラスチック製やアルミ製はビジネスの場で求められる上品さや上品さが革製に比べて欠ける。木製の名刺入れもあるがこれは取引先が「SDGs関連」などエコなイメージを与えたい場合に限る。「持続可能な素材」として環境配慮の姿勢を示すいい機会だ。

まとめ

社会人になってこんなにも細かいマナーがあるのかと驚きの毎日だろうが、これも立派な社会人になるための一歩だと考え、一つ一つ学んでいこう。「ミスをして覚えていく時代」は情報が民主化した今現在においては消滅しつつある。新社会人として同じスタートラインから始まり、一年後にはなぜか「差」がついている。一方は情報収集と、「できる上司」から積極的に吸収していくがもう一方は現実逃避をし、ライバルの傍観者になっているからだ。

かつては筆者も「傍観者」だった。読者の方々には同じ失敗を繰り返してほしくない。きれいごとのように聞こえるかもしれないが、これは「クセ」になってしまう。「負けること」に慣れてしまう恐れがある。そうならないよう「できる上司の身の回り品」からでもいいからマネをしていって、ライバルとほんのわずかでも差をつけ、充実した社会人生活を満喫してほしい限りだ。

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