男で生まれた筆者は今までの人生で父さんに感謝の気持ちを伝えてこなかった。素直に感謝することがなぜか恥ずかしかった。母の日は何を贈るべきなのか分かってはいたが、「父の日」に関しては、何を贈ればいいのか、それとも感謝の気持ちを伝えるべきなのか、具体的な策が思いつかなかった。
そこで筆者と同じ状況にいる読者の方々に筆者が今まで父の日に送ってきた品々を紹介する。
自分の父さんの事をどれだけわかっているかがカギになる。
おそらく父の日にプレゼントを贈る年になってくると、さて贈るといっても自分の父さんなのに、「趣味」、「欲しがっているもの」、「仕事で使う消耗品」など全然わかってあげなられてなかったことに気づく。筆者の父は「本当に欲しいもの」以外はすべて捨てたり、売ったりするわかりやすい性格のため、父のプレゼント選びにはかなり苦戦した。
「何を贈れば喜んでくれるか分からない…」
「いつも同じようなものになってしまう…」
「今回初めて父の日に贈るが、右も左もわからない…」って方はぜひ参考にしてほしい。
もしわからなければ、普段身に付けてるものを確認
普段身に着けているモノやブランドから選んでいくことが一番確実ではあるが、実際最近の自分のお父さんの趣味やハマっているモノを探すのは簡単ではない。そもそも父の日でプレゼントを贈る年齢であれば、大体の人が一人暮らしをしているか、世帯を持ち実家から出ていることだろう。そこで筆者の場合は、実家に帰ったときは親父の部屋を徘徊し、最近の趣味を確認してからプレゼントを贈るようにしている。そもそもの話だが、これはサプライズ的な感じで贈りたい人に限る。
革製品 日常にちょっといい物を
革製品は万人受け必須。革製品のいいところは経年変化があり、使えば使うほど「味」がでるところだ。自分が贈った財布や、キーケースなどの革製品を長く使えば、経済的にも、贈った自分もうれしい。お父さんが営業職であれば、名刺もあり。
↓こちらは革の神である、コードバン製のエムピウというブランドの折り畳み財布である。筆者はこのブランドに出会って10年以上愛用し続けている。飽きないデザインと、どこかレトロ感があり、かつ財布自体の設計が使う人のことを非常に考えて作られている。経年変化ももちろん醍醐味。
晩酌好きなお父さんには、名前入りのお酒、サーバー
以外に知られていないが、実はビン製のお酒には刻印ができる。中身は飲み終わっても、ボトルが残るため思いが伝わる。晩酌好きでといえば、酒器もおすすめ。普段グラスで吞んでいる父さんなら、木製や、ステンレス製のタンブラーなど。
やはり父の日で贈るお酒といえば、獺祭。ここに自分のお父さんの名前をいれれば完璧な夜のお供確定。獺祭であれば日本酒嫌いな方でもすらすらいける。父の日に親父と酒。最高だ。
いつまでも健康を願って、健康グッズ
国勢調査によると、デスクワーカーは全体の3割。つまり3人に1人は1日中座りっぱなしで、健康面に関しては健康だとは言えない。しかもコロナの影響で在宅ワークがはやり、生活リズムが崩れてしまうといった悪循環。こうなったら、体を父さん自ら動かしてもらう環境を贈ればいい。筋トレグッズや、在宅ワーカーならスタンディングデスクなど。「自分の健康のことを気遣ってくれてるんだな」とお父さんを感心させよう。
↓電動でこの価格は神。日本人は「世界一座る」国民として知られており、オーストラリアのシドニー大学などの研究では、一日9時間から11時間座っている人は4時間未満の人に比べて死亡リスクが40%増えるそうだ。そういった人向けにはスタンディングデスク。コロナの影響もあり在宅ワークが増えた中で、座りっぱなしのお父さんに健康促進の意味も含め贈ってみよう。
たまには自分時間を、趣味グッズ
例えば、筆者の父はゴルフ好きでこの前は名前入りのアイアンカバーをプレゼントした。ブランド物や、名前を刻印してあげると特別感がでる。
他にも「釣り」、「アウトドア」、「音楽」、「料理」、「スポーツ」など自分のお父さんにあった趣味グッズを贈ろう。
※趣味に関しては父さん自身のこだわりが強いので、事前リサーチ必須。
ガジェット系
ガジェット系にワイヤレスイヤホンを入れようとしたが、耳が悪くなる危険性をぬぐい切れないと思い外させていただいた。今回紹介したいのは、「APPLE WATCH」ではなく、もっと手頃なWATCHである。最近のAPPLE WATCHはブランド化してしまい、なぞに価格設定が強めだ。
ここで紹介したいのは、心拍センサー、歩数計、血中酸素測定、睡眠の質を測定してくれるうえに、Suica対応で、防水機能、GPS機能搭載のFitbitというアメリカのWATCH。機能はAPPLE WATCHとほとんど変わらず、価格が約半分。
この時期役立つサングラス、ファッション
実はサングラスには紫外線をカットするものと、しない物があるが今回はカットする方を紹介する。カットしないサングラスは、(まぶしさが軽減するので)瞳孔が開くことでかえって有害な紫外線を取り込んでしまう。しっかりと紫外線を防げるレイバンのサングラス。今風でイケオジ間違いまし。
ちなみにこちらは花粉症の方にもおすすめ。
まとめ
筆者は現在、40代から60代(ちょうど親世代)が9割在籍している会社で働きながら、父の日にもらったらうれしいものを聞いた結果がこれである。
重々承知だと思いあえて外したが、やはり一番大事なのは、「気持ち」。アンケート結果(自己調査)では、プレゼントもうれしいが手紙で今までの感謝をされる方がうれしいとの声もあったくらいだ。
いかがだっただろうか。今年の「父の日」は2025年6月15日なので残り約2か月。しっかり選んで、後悔のない父の日にしよう。
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