TOEIC Part4とは
問題形式&時間
Part3との違いはスピーカーの数です。Part3では2人以上3人未満でしたが、Part4ではスピーカーが1人です。それ以外Part3とほとんど変わりません。問題数は1つの音声が10問に対して3つの設問→計30問。形式に関しては、以下にTOEIC公式サイトPart4のサンプル問題のリンクをはりましたので参照ください。
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format/sample04.html TOEIC公式サイトから引用
時間は以下(太字)の通りです。
Part1 | 約4分 |
Part2 | 約9分 |
Part3 | 約17分 |
Part4 | 約15分 |
TOEIC Part4の勉強のコツ
- スピーカーの話し方に慣れる
Part3とPart4の唯一の違いはスピーカーの数です。一度に複数のスピーカーの会話を聞くPart3とは異なり、1人のスピーカーがずっと話し続けます。公式問題集のスピーカーとTOEIC本番テストのスピーカーは同じなので、Part3のように複数のスピーカーがいるパターンよりも声、話し方により、に慣れることができます。 - 先読みを極める・リスニングの際は目を瞑る
よく音声を聞きながら、設問に答えるやり方を推奨している方がいますが、自分はその方法をおすすめしません。設問を先読みする事とリスニングに全集中する事をわけて考えることです。そして、リスニング中は自分は絶対目を瞑りながら聞くようにしてます。なぜか?→人間は視覚からの情報が約8割と言われているからです。その視覚からの情報でリスニングに集中できなかったら終わりですよね(経験済み)。
>>公式問題集最新版(2023年5月19日)はこちら
TOEIC Part4を勉強する際の注意点3選
- 異なる参考書を何冊もやらない
同じ時間枠で考えた時に何冊も参考書をやる(広く浅く)のと1冊を完璧に仕上げる(狭く深く)のでは後者の方が圧倒的に有利です。なぜか?一冊を何回もやっていくうちにスクリプトを見ないで言えるようになったり、1周目で気付かなかった文法、熟語に気付くことができるからです。スクリプトを暗記できるようになると、スピーカーがどこでブレスを入れるか、話し方、発音の仕方(イギリス英語ではCan’tをカントと発音)などいいことずくしです! - 文法があいまい
文法があいまいでTOEICに挑むということは、戦争に素っ裸で行くようなものです(笑)。職場の昇進に必要だから時間がないと言って文法を勉強せずTOEICの勉強をしたところで文法が理解できていないと音声をきいても頭に入りません。ちなみに自分は偏差値40以下の高卒ですが、795点を半年で取った時に使っていたのがこちら→スタディサプリ - 聞き流しをしない
これは英語初心者がやりがちなミスですが、スクリプトの構成、文法、熟語などを理解していない限り、聞き流しは無意味だと自分は思っています。よくBBCニュースなど海外のニュースをTOEICのリスニングの勉強の一環として聞き流しをしている人がいますが、あれはスクリプトがないうえにTOEICに比べ、音声速度も速いのでTOEICの勉強をしようとする方が聞くものではないんです。
なので、スクリプトがあり、試験本番と同じスピーカーの最新の公式問題集を使い勉強するのが一番良い勉強法なのです! - 解答の仕方
これはPart2,3でも使えるテクニックですが、解答を塗りつぶす際、塗りつぶさずにチェックを入れるという方法です。なぜか?→リスニングは1度のみですので聞き逃しを避けれる、本来塗りつぶしてる時間が先読みにまわせるからです。この方法にはデメリットもあり、リーディングPartの開始でチェックしたリスニングの解答を塗りつぶすのでリーディングの時間が減るということです。
参考書
極論をいうと、自分に合った参考書を選ぶのが一番です。約10年ほど前からTOEICを受験し、勉強を続けてきましたが、今までに使ってきた参考書の種類は3種類ほどです。まずは公式問題集。自分は公式問題集を最新版と一個前のバージョン2冊で勉強してました!
何年も前の参考書はおすすめしません!TOEICの場合、2016年5月に形式が変更になってますので、古くてもそれ以降の参考書を使うようにしましょう。
次に自分が一番影響を受けた先生の参考書を紹介します。おすすめの勉強のコツは公式問題集で解説が手薄いところをこの参考書で補う方法です!この本のいいところはやはり解説がわかりやすいところです。TOEICでよく狙われる弱形など、英語初心者が見落としそうな点まで詳しく解説してあります。
まとめ
以上、TOEIC Part4の概要、勉強のコツ、注意点、参考書を紹介させていただきました。やはりTOEICのリスニングに関しては、先読みができるかできないかが勝負の分かれ目だということです。さらに当事者意識(自分がその場にいると想定)を持つことで聞こえ方がかわります。
そして先ほど紹介した参考書を使って、スクリプトをシャドーイング、シャドーイングと繰り返す。これだけです。「急がば回れ」ですね。
健闘を祈ります!ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!
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